こんにちは。
先日知り合いの男性に
『アロマってラベンダーのことだろ?』
と言われました。
おっと!
まあ、100%トンチンカンな事を言っているわけではありませんが…
【アロマ】って言葉、そこそこメジャーになってると思いこんでましたがあまり興味がない方にとってはそのくらいの認識かもしれませんね。
それでは【アロマ】って一体なんなの?
この記事ではアロマセラピスト歴12年目の私きなくるが、できるだけ簡単にわかりやすく【アロマ】について説明していきます。
【アロマ《aroma》】とは?
英語で《芳香》《香り》のことです。
なので、ワインやコーヒーなど植物以外にも使える言葉です。
『コーヒー アロマブレンド』
『ワインのアロマやブーケ』
など耳にしたことがあるのではないでしょうか?
コーヒーやワインについてはわたしゃ詳しくないのでここは端折りますね。
それと、《アロマセラピー》《アロマテラピー》の略として使われることもありますね。
私の過去記事で
〜もっと気軽にアロマを楽しもう【沐浴法編】〜
〜【簡単】アロマでブーツの臭いとカビを防ごう〜
というブログがありますが、ここで使っている【アロマ】という言葉も《アロマテラピー》《アロマセラピー》の略です。
それでは
【アロマテラピー】【アロマセラピー】とは? 二つの違いは?
《アロマテラピー》がフランス語で《アロマセラピー》は英語です。
どちらも《エッセンシャルオイル(精油)》を使った《芳香療法》のこと。
《エッセンシャルオイル(精油)》の香りを嗅ぐことや、希釈してオイルトリートメントする事によって心や身体に穏やかに働きかけることです。
《アロマテラピー》《アロマセラピー》は医療行為ではなく、自己責任のもと行うものです。
【エッセンシャルオイル(精油)】とは?
英語 日本語
エッセンシャルオイル = 精油 です。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。
…難しいですかね?
要約します!
植物の様々な部位(花、葉、果実、樹脂その他など)から抽出された芳香物質のこと。
心や体に働きかけてくれる成分を高濃度に含有している。
《エッセンシャルオイル(精油)》は劣化を防ぐため遮光瓶に入っています。
瓶のラベルには必ず《エッセンシャルオイル》もしくは《精油》と表示されています。
《エッセンシャルオイル(精油)》を安全に使うための注意
☆飲まない!
☆原液を直接肌に塗らない!
☆点眼しない!
☆3歳以下の乳幼児には原則使用しない! (※1)
※1
0歳〜1歳
《カモミール・ローマン》《ラベンダー》を芳香浴でのみ使用可能。
薄い濃度で行いましょう。
1歳〜7歳
《カモミール・ローマン》《ティーツリー》
《ラベンダー》のみ薄い濃度での芳香浴、トリートメントのみ可能。
☆子供やペットの手の届かない場所に保管する!
☆火気に注意し冷暗所に保管する!
☆妊婦さん(※2)、お年寄りは注意して使用!
※2
《オレンジ》《グレープフルーツ》
《ティーツリー》《ベルガモット》《レモン》
《レモングラス》などを薄めの濃度で使うと良いでしょう。
【アロマオイル】とは? 《エッセンシャルオイル(精油)》との違いは?
《エッセンシャルオイル(精油)》については、なんとなくわかっていただけましたか?
では、《エッセンシャルオイル(精油)》より耳なじみがある《アロマオイル》とはなんでしょう??
① 上記で説明した《エッセンシャルオイル(精油)》をアルコールや植物油(※3)、科学的に合成した合成香料などで希釈したもの。
※3
《スイートアーモンドオイル》《オリーブオイル》などのキャリアオイル。
キャリアオイルに関してはまたほかの記事で詳しく説明しますね。
② 科学的に合成された合成香料のこと。
《フレグランスオイル》《ポプリオイル》《フレーバーオイル》などとも呼ばれる。
人工的に《エッセンシャルオイル(精油)》の香りに似せて作った合成オイルのこと。
芳香浴にのみ利用できます。
《エッセンシャルオイル(精油)》にあるような作用はありませんが、比較的安価で香りを楽しめます。
これらの総称をアロマオイルと呼んでいることが多いです。
場合によっては《エッセンシャルオイル(精油)》そのものを《アロマオイル》と呼んでいることもあるようです。
(ややこしくなるので今回は「厳密には」とかいう説明はしないでおきます。)
すごく簡単に言ってしまうと
《アロマオイル》とは香りがある液体のことです。
あとがき
アロマの基本、理解していただけましたか?
安全にアロマを楽しむための参考にしていただければ光栄です。
コメント